私が住んでいる古民家は、
築85年になります。
天井裏の梁に
棟上げ日などが書かれた紙が、
貼って残されてました。
どうやら、
水産加工会社の役員だった人が建て、
私たちが購入する2年くらい前まで、
19歳でここに嫁がれたおばあちゃんが
60年以上暮らしていました。
水回りやリビングなどを
改築されているので、
建築当初の姿そのまま
ではないのですが、
『囲み縁』といわれる、
廊下で囲まれた平屋です。
私は、社宅暮らしの間、
夫の転職に備えて
家を探していました。
これは!
という築年数の浅い、
私なりに厳選した数軒を
長官(主人)に見せるも、
「ふ~ん。普通だね。」
といった反応。。。
年末に迫ったある日、
これまでとは真逆の
アンティーク物件を発見!
今の家です。
長官は家に入るなり、
「いいな~」
を連発。
古民家物件を巡っていたわけでは
ないんです。
購入から4年後、
長官が転職し、
2020年の8月30日に
引っ越してきました。